住まい探し基礎講座

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お住いの売却と購入のタイミングは?

初めてお住まいを購入する場合は何の問題もないのですが、住みかえの場合、売却を先行するか、購入を先行するかによってスケジュールや注意するポイントが変わってきます。

自分たちの住みかえはどちらを先行するかじっくりと考える必要があります。

 

ご売却を先行する場合

まず、売却。資金計画にゆとりをもって住みかえ成功

1)ご売却の為に住まいの価格査定をすることで新たに購入する物件の価格相場が分かります。

 
ご自分の住まいをご売却する際に、価格査定をしてもらいます。この時に当社の担当者から今の相場の説明を受けます。これによって最新の住宅相場が分かり、次の住まいの購入の際に、対象の物件価格の目安になります。
 

2)住まいをご売却した資金を購入資金にすることができるので資金計画が立てやすい

ご売却した価格から諸経費を引いたものが頭金になります。次に購入したい物件の価格との差額が必要となりますから、どれぐらい都合しなくてはいけないか計画が立てやすくなります。

3)住みかえ先の物件をタイミングよく見つけましょう

不動産市場によって次の住みかえ先の物件がなかなか見つからない場合もありますので、住みかえ先の物件の候補をしぼり、自分のニーズに最も合っている物件をタイミングよく見つけるのがポイントです。

4)事前に売却が決定した後の仮住まいの準備が必要になります

売却先行でお住まいが売れてしまっても、タイミングよく次の住まいがみつからないと、仮住まいでの生活が必要になります。当然、家賃や引越代がかさんでしまいます。

ご購入を先行する場合

どうしてもこの家に住みかえたい!はやる気持ちを抑えて住みかえ成功

1)資金計画を明確にする為、現在の住まいの査定価格を事前に調査する必要があります

いかに購入先行といっても、現在の住まいがいくらくらいで売れるかは調査が必要です。まずは当社に価格査定を相談しましょう。

2)購入を希望する地域の物件が少ない場合でも、希望の新居をじっくりさがせます

なかなか住みたい家がみつからない場合でも、じっくり探すことができます。希望条件を当社に登録して定期的にチェックしましょう。

3)購入したい物件が決まると、住みかえのスケジュールが組みやすくなります

購入物件の入居のタイミングが決定するため、住みかえのスケジュールは立てやすくなります。いつまでに売却する必要があるかが次のポイントになります。

4)事前に売却が決定した後の仮住まいの準備が必要になります

売却先行でお住まいが売れてしまっても、タイミングよく次の住まいがみつからないと、仮住まいでの生活が必要になります。当然、家賃や引越代がかさんでしまいます。

5)新居の引渡しまでに、売却できないと新居と旧居の二重ローンを払う場合があります

自宅が売却できないと当然、二重ローンを支払うことになります。また、今のお住まいのローンを完済できない場合、次のローンの審査が通らないこともあります。

壁の量を基準まで増やし、地震に耐える

壁の量を増やすためには・・・

1.今ある壁を強くします。

2.窓を潰して壁にしたり、新しく壁を作ったりします。

本来は、窓を潰したり、壁を新設したりして、あまり強くない壁を多く配置したほうが良いといわれています。しかし、窓を潰すことに抵抗がある方は多く、壁の量を増やすという行為は「今ある壁を強くする」というケースが多いのです。

今ある壁を強くするためには・・・

1.構造用合板や面材を張ります。

2.筋かいを設置します。

筋かいの設置をする場合は、外壁側の壁を解体し、筋かいを設置した後復旧する作業が必要になるため、復旧コストが掛り敬遠される場合が多くあります。最近では壁の内側から、天井や床を破壊せずに面材を張り、耐力が期待できる製品が販売されており、内側から面材を張るケースが増えています。

壁の配置バランスを整えてねじれを防ぐ

壁の配置バランスを整えるためには・・・

1.今ある壁を強くします。

2.窓を潰して壁にしたり、新しく壁を作ったりします。

下図の建物を診断した場合、●重心□剛心の位置となります。この場合は、矢印の指し示す方向に壁を追加、もしくは補強の必要があります。

接合部、特に柱と土台の接合を強化する

接合部の強化を行うためには・・・

1.壁を壊して、ホールダウン金物を設置する。

2.すでに強い壁の場合は、外付けでホールダウン金物を設置する。

下図のように、筋かいの入っている強い壁ほど柱の引き抜けは強くなります。 阪神淡路大震災の実大の家を利用した再現実験では、最大4トンの柱の引き抜け力が確認されました。また平成12年6月の建設省告示1460号として「木造の継手及び仕口の構造方法」(木材の接合方法)について具体的に定められました。

劣化しているところを改善する

この項目は、建物の構造耐力上主要な部分が継続的劣化をきたし、健全時の状態を維持せず、構造耐力欠陥とみなしうる現象を確認し判断します。
主な調査項目は、屋根材や内外壁の状態、一般室・浴室の状態、基礎の変形並びに構造材の腐食・蟻害等をチェックします。これらはともに耐力要素への力の流れを妨げると同時に、材を破壊して建物が沈下・傾斜などを起こす原因となります。

シロアリは4月から6月頃にかけて羽蟻となって巣から飛び立ちます。その場合、シロアリの羽蟻か普通のアリの羽蟻か判断に迷うところですが、左図を参考にしてください。シロアリであることが判明した場合は、巣がある可能性が高いので、早めのチェックと駆除をお勧めします。

腐朽・蟻害を受けている場合は柱や土台の取替を行う


土台取替えと柱根継ぎの施行例

再発防止のため取替え材は、防腐処置を忘れないようにしなければなりません。また想定される原因を直しましょう。(例)ひび割れによる雨漏れ等